しかし木は呼吸をしているため伸縮する訳です。塗装をして
始めのうちは、その伸縮に塗装膜が追従してくれます。
塗装して5年程過ぎたあたりから、剥がれ始めてきます。
塗りたての時は塗膜も柔らかいのですが5年も経てばパリパリ
です。木の伸縮に追従出来なくなり剥がれ始める訳です。
塗装膜は一生物ではありません。紫外線等にさらされて
どんどん枯れて行くのです。木に直接塗装した場合でも
この程度で、古い塗膜の上に塗装した場合は、もっと早く
に剥がれます。それは枯れた古い塗膜の上に塗装しても
古い塗膜が伸縮せずに木との密着力を失っているためです。
ですから塗り替える場合は古い塗膜を全て剥がしてから再塗装
するのが理想です。古い塗膜を剥がすには剥離材、ヤスリ等、
又はサンダー等の電動工具があります。また剥離材を使用した
場合は再塗装前に水洗いが必要になります。剥離が完了すれば
塗装に入りますが木の素材がラワン材のように木目の穴がある
場合は目止めをします。目止めは水性系パテでOKで、目止めを
する事で仕上りの塗装面が滑らかになり、汚れが付きにくく
撥水効果も高まり結果的に長持ちします。目止めの後は下塗り
上塗りと最低2回塗るようにします。

